番外56話「飴と鞭」
とにかくほのぼの。ほのぼの。……これ以外に語るところあるかな！？という感じですが（笑）イライアは優しいように見えて、結構シビアなところがあります。自分しか出来ないところならやってあげるけど、意外と人に要求するところも大きい。少なくとも、どろどろに甘やかすタイプではないですね。出来るところはやってね、というか、その人その人に与えられている役割を大事にしているからだと、私は思っています。他人の役割を奪うことまではしない、というか。全ての人の全ての役割が尊いと考える子なので、そのためには、相手にその人の役割を存分に果たさせてあげたい。そういう厳しさです。
こんなほのぼのがずーっと続けば！良いんですけどね！（それはもう燔祭ではない）

本編の続きは、鋭意制作中です。
お待ちくださいませ！

それでは、本日はこれにて。
夜曇依都でした。

66話「神様の玩具たち」
人か、神か、周りはもう分からなくなった。人か、神か、本人ももう分からなくなった。
ここから暫く、燔祭は平和なターンになります。え……？平和な燔祭は燔祭じゃない？それが……困ったことに、燔祭なんですよ……私も燔祭に思えないんですけどね……（笑）平和なターン、だけど、とても重要な話を入れています。あと、私はずっと書きたかった部分なんですここ！楽しみでしたー……楽しいです！此処が楽しいから、原作の先を知っている人はちょっと不安になると思いますが、今は存分に平和に！いきたいと思います。

拍手「灰の中で生まれる」
何よりタイトルに物凄く悩んだものです。最初のタイトルは、「串刺しの赤子」でした。一度死ぬ、其処がポイントです。タイトルでは生まれたことになってるけど、実際は生まれてないってことに気付いたのは、決定してからでした。死んで、生まれ変わったのではなくて、新しいモノになろうとした。そんな、話です。

それでは本日はこれにて。
夜曇依都でした。

65話「君を穢すもの」
あの金色のロケット、いつの間にかぴかぴかに磨かれているんですよ！（ポイント
一番自分を赦せないのは自分自身で、永遠に赦せない。でも家族はきっと責めてくれない。きっと赦してくれる。そんな家族のことを、自分が穢すわけにはいかない。誰よりも、自分が。彼らのことを信じられるのは、もう自分しかいないのだから。
過去を示すものだけど、これが未来に目を向ける一歩になればと。先を歩むための支えになればと。そのために、あのロケットを渡したのです。
これでしばらく師匠が出てこないと思うと切なくて切なくて……！！この気持ちが、番外編に向けばいいのにと少し期待をしておりますが（笑）この先は新しい試みというか、過去でなく、未来を歩む辛さ、未来を歩めぬ辛さに触れていければいいなと思います。

それでは本日はこれにて。
夜曇依都でした。

「雷鳥」11～18話
遂に読み返してがっつり書いてしまいましたよ……しかも先を書くつもりはあまり無かったので、プロットを立てずに最初の10話を書いてしまったんですよね！これが大誤算でした。今回書き進めるにあたって、原作を読み返してちょっとプロットっぽいモノをぼんやり作ろうとしたんですが、いやぁ、最初の10話の縛りが何といってもキツイ……改めてプロットの大切さを知りました……
燔祭の場合は、ガンガンに（とはいえメモ程度だけれど）プロット立ててるから、だからちゃんと進められるんだなぁと実感している次第です。いいこと学んだ！
雷鳥はこの先続けていきたいなーなんて思っていますが、どうなるかは分かりません。燔祭の息抜きとしては物凄く、良いので。気が向いたらまた書こうと思います。（と言いつつ今日も昨日も書いていましたがね！笑）
もし良かったら、たまに覗いてやってくださいませ！

それでは本日はこれにて。
夜曇依都でした。

64話「明日について」世界はもうどこにもない
やっと少し光の見える話になってきましたね！我ながら！……という感じです。
リナリーを世界と置き換えることをやめた今、彼に世界は残っていない。それを拠り所にして立っていた人間は、これからどうやって立ち上がればいいのか？これが、この先の燔祭の在り方になると思います。彼は神様でなく、人間で、これからはその違いがもっと際立つように書いていけたらと思っております。
ところで、16話冒頭などをご覧頂けると、今回の話をより楽しめるかなぁと思います。うふふ。

2014誕生日番外（私の願いが、あなたから全てを奪った）
大変難解な構成になってしまったことをお詫び申し上げます……くそぅ……
あとがき、この場で解説するような事態は極力避けたいと思うものの、今回は背に腹は代えられないということで、……苦渋の決断です。この話は、「トーマスの母視点」「イライア視点」「イライア視点：思い出」の三部構成です。母・グロリアの話が根幹に在ります。
体の弱い自分はいつ居なくなるか分からない、その日のために愛する息子が寂しくないように周囲を整えておきたい。
そう思った彼女は第二子を産む決意をするのですが、その結果が現状です。皮肉な結果だなぁと書きながら思っていました。

五万打リクエスト「結果は見えていた」
PP様からのリクエストでした！ありがとうございました！
神田とイライアの出会って間もない頃、とのことだったのですが、実はそのあたりのことはここ三年ほど頭を悩ませている事案でありまして、遂にこの時が来たか！という感じでお引き受けいたしました（笑）
にこにこ笑う様子は、やはりアルマと重なる部分もあったのではないかと思ったりしながら書きました。イライアと「勝負」事の関係性を知らぬまま、うっかり勝負を持ちかけてしまった神田と、敢えて何も言わずにやにやしている性悪師弟のお話でした。

企画Another story Thomas「神殺しの槍」
トーマス編のアナザー燔祭です！タイトルは、彼のイノセンスから。文中ではほぼ触れていませんが、彼のイノセンスはミサのときに握っていた十字架が変形した「聖槍（ロンギヌス）」です。ありきたりではありますが、これを思いついた時の感動たるや……イライアを人間として守ってあげたいトーマスのイノセンスが、「神を殺した槍」（という説があるらしいですね）というのが何とも皮肉だなぁ！！と、とても興奮しました。妄想して楽しんで頂けたら幸いです。

そろそろ師匠が一度離れてしまうなぁぁ……と少し落ち込み気味です。
でもこのあとも書きたい話が目白押しなので、頑張っていきたいと思います！

それでは本日はこれにて。
夜曇依都でした。