本編96話
冒頭モノローグは、次回と連作です。続きをお楽しみに！ミザンの方も少しずつ動かしていきたいところでして、細部を早めに固めなければと考えているところ。イライアの方は、ドドド神様ターンが、ようやく終わりました……息の詰まる、一連の流れでありました……皆さんも息が詰まったでしょうか……。読んでいる人の息を止めさせたかったです。くっ……。神様はまだ、こちら側に目を向けてくれるのです。終盤は、まああれだけ無頓着に使いましたから、当然の結末でしたけれど。

次回は、最近クローズアップしていたあのオリキャラの出番です。わくわくわく。そわそわそわ。人知れず苦労する裏方のお話。すごく楽しく書いています。

それでは、ちょっとぐだぐだでもあるので、本日はこれにて。
夜曇依都でした。

本編95話「きみを神と呼んだのは」
江戸でちらりと匂わせた「船上の邂逅」、それこそが今回の話になります。ていうか覚えてる人、いらっしゃるかな……というくらい、微かな描写でしたけど！イライアと千年伯爵の初対面、そして「教団の神様」が露わになった瞬間でもあります。
同じ立ち位置に立って、願いを聞いてくれる。願いを叶えてくれる。自分以上に祈ってくれる。「ああ、神様！！」そう叫んだ時に、そばにいてくれる。多くの人は、彼にそれを望んだ。けれど本来は違ったのですよね……そんなつもりはなかったんですよね。人間なら必ず持っている筈の、命を守るための躊躇を持たないから。怖いものなんか、何もないように見えるから。だから人間ではないように見えた、それだけだったんです、きっと。

アジア支部、もうすこおおおおおし続く予定です！予定は未定ですけど。

それでは本日はこれにて。
夜曇依都でした。

本編94話（きみは独りで立っている）
書き始めたら止めどころが見つからず、よし分かった、書ききったところで２話に分けよう！と決めたのに、いい具合に分割したら2.5話分あったという……。し、しばらくバクちゃんのターンが続きますー！
さて、前回に引き続き第三エクソシストに絡んだ話からスタートしました。主人公は自分を持たない、どこまでも受け身な存在で、……そんな彼は、多分過去の過ちなんかに言葉を挟めないだろうと思いました。だって、彼にとっては等しく人間の愚かな過ちの一つでしかないから。赦してくれと言われれば赦してしまうし、赦さないでくれと言われても赦してしまう。けれど、そんな受け身な彼であっても、人とはちょっとズレているけど、それでも思うところがあったからトクサ達とあんなことになったのだと思うのです。第三エクソシスト関連の筋書きは決めていたことですが、書きながら彼が勝手に動き出した部分もかなりあって、とても楽しかったです。
また、前回も今回も、加速に加速を重ねたのは「神様」。今は過渡期。ただしここ数話はずっと、「教団の神様」が優位を保っています。疲れるんだけど、たいへん楽しいです。

八万打「いつものあなたはかっこいい」
お待たせしましたー！！ギリギリまで内容が全く決まらず、決めてからは一日で書き上げましたとも！新鮮なネタです。かけた時間と質は比例しません。……私はちびエリーを書きながら悶えていました。楽しんでいただけましたら幸いですし、最後を読んで、再び最初から、今度は師匠の気持ちに立って読み返していただけますときっと二度美味しいのではないかと思います。八万打、ありがとうございました。

そして休日調査票！３パターンありますのでぜひお楽しみください！一応、『記録（ログ）』と噛み合うように作ってみました。これを機に是非、本物を読み返してみてくださいませー！

それでは！本年はこれにて！
夜曇依都でした。素敵な一年になりますように！

93話「明日の約束はできない」
ついったの方を覗いてくださっている方はご存じでしょうが、こっちで言ったかな……ちょっと、お友達の見解を聞いてなるほどと納得したこともあり、最近あるキャラクターの存在感を増し増しにしているところです。このタイミングで名前を付けるに値するくらいまで、持ち上げていきたいと思います。夢主の人生に寄り添ってくれる存在ですのでね。
さて、第三エクソシストに関する彼の考え、そして神様についての話は、次回に引き続きます。まだ語るには早いかな。今話すことのできる内容で書きたいあとがきがさっぱり思い浮かばない！ので！次回に！回しますね！！
次回はアジア支部です。いつもと少し違った趣で。

それでは本日はこれにて。
夜曇依都でした。