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つらつらと日記や更新裏話。
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こんにちは。こんばんは!おはようございます。

拍手頂いております、ありがとうございます!

でぃぐれゆめおふの日が近づいておりまして、私めは大変に緊張しております。そしてとっても楽しみ!でぃぐれのことたくさん語り合いたいので、原作をしっかり再読してから……と思っていたのに、仕事に追い込まれすぎていて全然そんな時間が取れないのが悔しいところですぅぅぅ辛い。

さて、続きには、最近思ったことを綴ってみます。
なんか、その、めっちゃ長いです。
本日はこれにて。
夜曇依都でした。




何度か語ったことがあるかと思うのですが、私は根っからのサイト民ですので、自分のリアルなお友達以外、同好の士と巡り合うことがほぼなかったのです。だから、他のサイトがどうなっているのか、二次創作界隈で夢小説はどのような見方をされているのか、ツイッターに関わって初めて知りました。

私の友人たちは大変に優しく面白い人たちばかりで、例えば私の作品の最初の読者になり延々と私の語りを聞いて辛い意見をくれる悪友や、延々と自分の好きなキャラについて語り続けあまりにそれが楽しそうなので私がついつい布教されてしまうミザンの生みの親。私はオタク的な友人には物書きをしていることを話すのですが、皆それを気持ち悪がるでもなく、話に乗ってくれたり、うんうんと聞いていてくれたり、アドバイスをくれたり、私を受け入れてくれる人ばかりなのです。

また、サイトをしていて困ったことはシステム上の問題以外にほぼありません。変な人が訪ねていらっしゃることもなければ、晒されたこともない。おかしなリクエストをされたことも、荒らされたこともありません。訪問者様に恵まれるって、それもそれでとてもありがたいことです。

ですから、私は世の中に本当に荒らし行為や晒し行為があることもいまいち信じ切れずにいましたし、夢小説というジャンルがあるあるとか黒歴史といわれることがあるなんてことも全く知りませんでした。

ツイッターで拝見する方々は、「夢小説」が「夢小説」であるという事実だけで蔑まれるような現状を少しでも良くしたいと声を上げます。その気持ちは大変よく分かりますし、サイトから外を見てそんな状況を目の当たりにしましたから、一端は分かっているつもりです。けれど、私はそうして事を荒立てるのは嫌でした。何故かというと、私自身がとんでもなく自意識過剰で攻撃的な人間だからです。ネット上の自分はそうならないように振る舞っているつもりなのですが、一体どこまで理想の穏やかさを貫けているのでしょうか……疑問。この話をここ、自分の城と豪語するサイトのブログでしているのにも、そういう事情があります。リアルタイムで気持ちを曝せるツイッターでは、いつもの自分が出てきてしまうから。サイトなら、もう少し自制心が働くのです。不思議なことに。

さて、なんとか穏やかに纏められるこの場で、最近考えたことについて少し語りたいと思います。何故、私は自分のサイトの説明文を「男主夢小説」でなく「男主名前変換」としているのだろうか。

これを考えたきっかけは、ツイッターで行われるやり取りの中で、自己投影派と称する方の主張を読んだことです。主張そのものはうろ覚えなので、私が受け取ったように要約しますが、ーーオリキャラ派等の夢主人公は大体があとからやってきたもので、それは夢小説と言えるのだろうか、そちら側の主張が大きくなる中で、自己投影派の肩身が狭くなっているーーというような主張だったかと思います。私はこの考えにはとても納得できて、それ故に気になったのです。自分は何故「夢」でなく「名前変換」と表しているのか。

そもそも私が二次創作を知ったのは……いいえ、夢小説を知ったのは、そしてカップリング小説を知ったのは、どちらが先だったか、正確には覚えていません。多分、先に教えてもらったのはCPでなく夢小説だったのだと思います。どちらかを勧められて、上手く検索出来ず教えられていない方に辿り着いた、のは確かです。両者の違いは「キャラクターと恋愛する」「キャラクター同士が恋愛している」なのだとその時に教えてもらいました。そう、夢小説については「キャラクターと自分が恋愛をするもの」と聞いたのです。名前を聞かれたら自分の名前を入れるもの、なのだと。しかし、当然自分は夢主人公たちのように美人でも何でもありませんから、自分の名前を入れることは憚られました。なので、ひとつのキャラクターとして名前を考えて入力したのです。

その形式は、私が幼少より楽しんでいた「既存の物語の中に、オリジナルのキャラクターを登場させて物語を作り直す・物語の先を考える」遊びにとても近いものでした。そして、様々なサイトをめぐる中で、設定が細部まで特徴づけられて作られている主人公というのは、私が楽しんでいた遊びで言うところの「オリジナルのキャラクター」なのだと感じました。その時点で、私の中で夢小説というものは「既存の物語の中に自分あるいはオリジナルのキャラクターを登場させてその物語の舞台を楽しむ・味わう」遊びに変わっていきました。自分のお気に入りの遊びに名前がついたようで、また、それを同じように楽しむ人がいることを確信して、本当に嬉しかった。ひとりっこの一人遊びだと思っていたので。

けれど、そういう自分の考え方で「夢小説」と銘打ってサイトを作ってしまうと、(私が思う)本来の「夢小説」を楽しむ人にとっては騙し打ちになってしまいそうなんですよね。男主人公ですから、男性ならまだしも女性の読者の方にはキャラクターと恋愛している感を楽しめないだろうし、何せ恋愛はしませんし。キャラクター設定もゆりかごの前から墓場の後まで作ってありますので「自分」とは思い難いかもしれない。まさか、自分が神様だなんていう人はいませんでしょうし。となると、私の書いているものは、私が教えてもらった「夢小説」では無いのです。あくまで、夢小説の形式を借りた私の遊びの延長なんですよね。

多分、だからこそ「名前変換」と呼んでいるんです。私の認識では、これは夢小説ではないから。本来の在り方から外れて、その殻を借りているだけだから。もちろん文字数の関係とか分かりやすいからという理由で「夢」と称する時もありますけれども。ともあれ、私の慣れ親しんだ遊びに居場所を貸して頂けて、夢というジャンルには大変に助けられました。

ということで、命題に答えが出て、ほっこり満足致しました。長かった……答え出るまでが長かったわ……。件のツイッターのやり取りを心の中で引きずったままおふ会に行ってしまうと……ね、不穏ですから。私の中のけじめとして、ここに記しておきました。長かった!こんなに読んでくださった方が……いる……?いるんですか……?ありがとうございます、お付き合い頂いてしまって……!

それでは!本日はこれにて失礼いたします!
夜曇依都でした。

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