本編125話「その漆黒を、伏せる」
前の話と雰囲気違いすぎじゃない？林檎の話しかしてなくない？と思うじゃないですか。私も書きながらそう思ってたんですが、126話とセットでございますので、こちらは林檎の話でOKなのでございます。
さて、これそろそろだぞ！と気付いた方も多かろうと思いますが、あと2話くらいで原作に合流する予定です。構想だけはふんわり頭にあったのになかなかプロットに起こすことが出来ずにいたのですが、つい先日天啓のように書くぞ！！！という気持ちが降りてきまして。そして、遂にプロットに起こしました。プロットを書いた結果、この125話も三ヶ月がかりで完成したのです。やはり先の話が決まっていないと書きにくいですね。
プロットには起こせましたが、何せ自分的には前代未聞のあるま編……あるま編に辿り着いたでぃぐれ夢は大抵神田夢、という偏見を持っているのですが、うち、神田夢では無いので……。見たことがない。私の中には前例がない。そして原作も最近過去編ですから先がなかなか見えない。あと現在構想中のあり方で突き進むと非常に厄介で複雑な仕組みで書こうかと思っておりますので……。
そんなわけで、スローペースで、天啓が来たら書くという、いつも通りの感じでいきたいと思っております。月一でなるべく更新したいですが、思うようにはいかないかも。でも月一で更新したいな！！という抱負だけ！ここに記しておきます！

4月は師匠の愛人にもなるから愛人レポもせねばならないでしょう。そして本誌も出るからそれも楽しみです。5月にはでぃぐれWebオンリー（pictSQUARE「Gray Home Party」で検索！）が開催されるのですがそれに勢いで申し込んでしまいましたからそれも楽しみ！！窮屈に順応しつつ、楽しみを糧に現状を打破する元気さを発揮していきたいものです。がんばりましょう。私もがんばります。

それでは、本日はこれにて。
夜曇依都でした。

本編124話「黄昏色に塗り潰す」（こんな世界、）
神回後編でした！！！！！！
だいたいまあ、書き手が神回と思うものと読み手が神回と思うものは違うものです。（私は60話も神回と思っています！）123話と同様に燔祭の書き方のセオリーから外れた、燔祭的に珍しい書き方をしたお話でした。普段だったらこれも、アレンではなくイライアの視点から書いてます。前回のブログ裏話でも言及しましたが、視点の話ですよね、要は。いつもこういう時、話す側を視点主にして地の文で発言を補足させがちなのですが、今回も前回も聞く側を視点主にしたために「どう受け取ったのか？」に重点を置いた形となりました。しかし今回は、ラストで話す側と聞く側が逆転しますので、そこも見所かな……なんて思っています。
プロット段階では最後の逆転は起きなかったのですが、改めて原作を読み返しつつ、この話に落ち着いた形になりました。この更新のギリギリまで言葉を選んで書きました。世界のことなんか、嫌になってしまいますね、こんなの。次回はそんな気分でいきたいと思います。

以前、イライアが自身の価値観だけを変えてしまったらもう教団みなごろしルートなのでは……みたいなことを友人とお喋りしたのですが、今はそうならないように頑張っているところです。弟子とも会いたいですからね。

さて。
最後に気分を変えて、表のブログで書きましたフレグランスの話。
インスタライブの中で「抱かれたい！って思う香り」「この男は私を抱いた後に去っていく」「これは夜にベッドで嗅いで。朝じゃない」「女の人が付けてたらいい男の残り香つけてる感じ」などなど言われてた師匠の香りですけど。ついつい夢脳で思い至ってしまったわけですよ。（当サイトはあくまでBLではないことを前提に、あと全年齢向けであることを前提に！言いますけどね？？？）……うちの子、その香りに包まれて毎晩寝てるし朝起きてもその香りそこにいるしその香り好きだから意識遠のいてても嗅げば覚醒できるし、なんならもしかしてイライア、きみ、……残り香させてない……？？？？？？
え、やばくない？それはやばくない？師弟の同衾を知らないはずの例えば科学班あたりから、なんか、なんか、良からぬ噂が立ってしまったりするのでは？？それはあかんやつ。
そして、まだ師匠の香り嗅いでないから分かんないですけど、考えてみたら逆もまた然りでは無いですか？朝の師匠からはイライアの香りするんじゃない？
というか、イライアの香りってどんなんだろうな？と思ったんですよね。作中で述べた香り（色んな方から頂くイメージなどとの複合品ですが）（香りを想像するって難しいですね）の通り、本人からするのは「シャンプー（女性陣推薦のフローラル系）（本人は頓着しないので）と薬品ぽい香り」みたいなものなのですが、これがフレグランスとなるまた別。特に私ほんとフレグランス初心者なので、香りが移り変わるとかもよく分からないのですが。でもなんとなく、「瑞々しく軽やかな林檎の香り」から「どろっどろに甘くて濃い蜂蜜の香り」を経てその向こうに「ブラックペッパーみたいなピリッとする香り」あたりがいい感じなんじゃないかな……なーんて、妄想だけ逞しくしていました。
この妄想非常に楽しいです。もし妄想してくださった方がいらっしゃれば、その中身、是非教えて頂きたいです！
これ延々と語ってられると思います……おんなじことを！
同じことって、要はサビですよね。
はーーーーーーーーーーーーーー……楽しいですね……！！

それでは！本日はこれにて。
夜曇依都でした。

apple様へ。
お手数ですが、反転してご覧ください。
こんにちは、夜曇です。
このたびは拍手コメントを頂きまして、ありがとうございます！
実はコメントを頂いた日は私の誕生日でして、感想だけでも嬉しいのにめっちゃ長くて深い考察が書かれているしで、とっても嬉しいプレゼントを頂いた気持ちになりました。
重ねまして、誠にありがとうございますっ。
『神判～』の加筆部分はあまりにサイト版と後味が変わってしまうので心配でしたが、
おっしゃる通りで、ご購入いただいた方へのtrue endみたいな気持ちで書きました。
楽しんでいただけたようで、ホッとしています。よかった！
そして、イライアの見え方は（見る人の立ち場とその時の本人の振る舞いが相俟って）
人によって大きく変わる――というのを、燔祭を書く上での一番の楽しみにしています。
なので、apple様の視点、そしてかなり深い考察も興味深く拝読いたしました。
（めっちゃわくわく読みました。深い……深い……）
今の彼は、ちょうどその狭間で揺れ動いているような状況です。
まだ少しもだもだする展開が続くかと思いますが、これからもお楽しみ頂ければ嬉しいです！
それでは改めまして、拍手とコメントありがとうございました！

本編123話「それでも太陽は世界を望んだ」（水平線から顔を出す太陽は、空と海を繋ぐ架け橋）
神回！！！とハードルを上げまくったお話です。燔祭の主人公は、イライアは、基本的にはあまり自分の気持ちを素直に相手に伝えてくれません。書き手である私自身も、「見る人によって見方の変わる主人公にしたい」という思いから、核心に触れるようなことは本人に語らせず、ぼやかすことが多々あります。しかし、今回は流石に、彼が自分で語らねば分からない部分を扱いましたので、久々に核心を本人に語らせました。だいたい、こういう時はいつも、（今回の話を例に取れば）アレンを語り手にするようなところですしね。そういう「視点」の面でも珍しい取り組みをしましたし、何より今回は！アレン！主人公力（ぢから）を存分に発揮してもらいました。プロット段階から話の筋は変わっていないのですが、書いているうちにどんどんお互いの感情が揺れ動き過ぎて、それが124話にまで波及して、2話まとめて神回みたいな昂りを見せています。次回もお楽しみに。

十万打御礼「いつの日か、いつものグラスを」
本編・番外を含めてめっちゃ読み込んでくださってる訪問者様がたまにいらっしゃるのですが（ありがとうございます！！！）、そういった方ほど楽しめた内容だったかもしれません。書き始めのテーマ自体は「師弟の休日」だったのですが、書いているうちに「あの酒場」が登場し、そしてマスターが時を経て再登場いたしました。金色親子は色合いと喉仏が似ています。きっと、年を重ねた父と成長した息子が並んで立っているのを一番見たかったのは、師匠です。

十万打リクエスト「箱庭の神を喰らう」
梅一様からのリクエストでした。ありがとうございました！
神田相手・シリアスというリクエストでした。神田と言えば、まもなくアルマ編を迎えますし、そういえばその前にひとつ書いておきたい心情があるんだよね……！という思いもあり、Night.5前後の話という設定で書かせていただくことにしました。きっと彼は、「神様」に甘んじようという気持ちにも納得いかないでしょうし、だからといって「神様」を利用するような扱いにも納得いかないだろうな、と。そんなやりとりを二人がしたならば、きっと、このタイミングでした。お楽しみいただければ幸いです。改めまして、リクエストありがとうございました！

それでは、本年はこれにて。
夜曇依都でした。
良いお年を！

8月10日（月）01:19～01:27に拍手コメントをくださった方へ。
以下、反転してご覧ください。
初めまして、夜曇依都です。
拍手とお祝いのコメントありがとうございます！
未来編！お楽しみいただけたようで何よりです！！嬉しい！！
自分の中ではサイト開始時からずっと頭の中にいた弟子の子なので
私は楽しいのですが、サイトを追いかけて一緒に楽しんでくださる皆さまにも
将来この未来編を楽しんでいただけるかは未知数だな……と思いながら
書いていたりもしましたので、ご感想、とっても嬉しいです！
未来編は、本編が原作に追い付いた時の最終手段として考えたものですが、
これから小出しでいろいろ書いていくかもしれません。
その時はまたぜひお楽しみください！
改めまして、このたびは拍手とコメントありがとうございました！



10月19日（月）10:24に拍手コメントをくださった梅一様へ。
以下、反転してご覧ください。
初めまして、夜曇依都です。
リクエストやコメントありがとうございます！
ふむふむふむふむ！
彼との話はいつもかなり楽しく書いております。
今回も楽しく書ける予感がします。わくわくっ。
雰囲気シリアスで、ということですが、
シチュエーションのご要望がありましたら追加でご指定ください！
改めまして、このたびはリクエストありがとうございました。
年内には公開する目標でおります。
それまでしばし、お待ちくださいませ！