入れ子人形10話
遂に、話数が二桁に……あああ夢の終わりが、近付いている……。
以前悪友に、「イライアってアクションシーンの途中に大声出すこと少ないよね」的なことを言われまして、ああ、確かに……と思ったことがあります。今回も、確かに大声は余り出していない。何でだろう……あまり、こう、カッとならないんでしょうね。冷静→興奮→冷静というようにテンションが上がっていくタイプなのだと思われます。きっとカッとなってる時も冷静……なのかな。アクションシーン特選かなんかにして見直してみたいところです（笑）
次回は単独行動へ移った彼の視点から。

本編更新はもう少しお待ちくださーい！

それでは本日はこれにて。
夜曇依都でした。

入れ子人形09話
ラストの二文は少し拘りました。一応、時間軸的には主人公が17歳くらいの設定で話を進めておりますが、んー、原作少し前くらいでも良いかなーなんて今更思っています。大体それくらいの話なんだと思って頂ければ。リナリーにちょっとお兄さんぶる二人はちょっと可愛いなーと思いながら書いておりました。次回は遂に、ようやく、ばっちり、アクマと邂逅します。
こちらが進むとアニメも進む……あああもうこんな話数まで来てしまった……と心が痛くなっています。まだ前回のアニメを見ていないので、早く見たい！です！

それでは本日はこれにて。
夜曇依都でした。

入れ子人形08話
流石に、いくらなんでも自分の行いは愚策だったと反省する冒頭。前回はちょっと正気ではいられない瞬間がありましたので。この番外はやはり再アニメ化を記念して書いただけあって、結果的にそこかしこにアジア第六研究所関連の話が盛り込まれたなと思っております。書いている間に、そこから意識を話すことはやはり不可能でした。伯爵を倒す為に人類がどれほど足掻いているか、それを知りすぎているのは彼なので、あの発想も出来るだろうと思いました。戦闘シーンまではあと少し。入れ子人形の終わりが近付くにつれて、アニメの終わりが迫っていることを感じて落ち込みます……いや、まだめっちゃあるんですけど！折り返したばっかりなんですけどね！

それでは本日はこれにて。
夜曇依都でした。
次回更新の時には、私のアカウントで神様とお話しできますよ☆

入れ子人形07話
リナと神田の幼馴染コンビは、お互い何処まで踏み込んでいいか分かってるあの気の置けない距離感が最高に好きです。二人とも可愛いしカッコイイ。いや、リナリーは勿論可愛いんですが、カッコイイ要員の一人だとも思っておりますよ！私は！
普段おとなしい人が怒ると怖いっていうのは、抑えていたものがはちきれるからかもしれないですが、もうひとつ、ギャップに驚いて、その驚きが恐怖に転換されているんじゃないかな、と思っていたりします。イライアは別に怒っているわけでは無いですけれども。

早７話……もうアニメも折り返しですね……

本日はこれにて。
夜曇依都でした。

本編82話「死者の町」
会話文が楽しかった話２です。後半は少し、挑戦でもあります。原作キャラとどうしても、この意見だけは相入れることが出来ないかもしれないと思いまして。これは、あのキャラクターを考察しなおした結果の話になったのです。彼の思想は、エクソシストとしては正しい。非のうちどころもないものだと思いました。しかも、彼はサポートする側の気持ちも知っている。正しいんです。けれど、夢主はどちらかと言えばアレンに似た考えを持っているから。きっと二人の意見は、どちらか一つに偏ることはないでしょう。でも、それでも良いと思って。人は必ず同じ意見を持っていなきゃいけないわけじゃないから。だから仲間になれないなんてことがあったとしたら、そんなの嘘だから。イライアにとっても、あの一言を口にするのは勇気を要するものでした。どの台詞かは、ご想像にお任せします。


七周年「いつか実を結ぶと信じて」
案外、周年記念には師匠が登場していないんですよね！あー珍しい。彼は万遍無く登場していると思ったのですが（笑）今回のテーマはイライアを怒らせることでした。怒りを言葉に出来ずについ行動で示してしまった。そんなこと、身に覚えが……私にもあります。因みに書いていて自分できゅんとしてしまったのは、ほっぺたを挟まれて唇の飛び出たイライアです。……可愛くないですか、このポーズって誰がやっても可愛いですよね！完全に自分の趣味でこのシーンは書きました！楽しかったですっ！

七周年リクエスト１「乱反射」
杉崎様からのリクエストです。お出迎えの話、ということで、夢主を迎えられる側にするのか迎える側にするのか大変悩みましたが、迷った挙句、迎える側にしてみました。イメージ通りの話になっていたら良いのですが！イメージは、きらきら。マリは目が見えない分、きっと彼の空気の支配はより強く感じていることでしょう。そして、視覚に関係なく、彼が笑っていればそこはきらきら輝いていることでしょう。お楽しみ頂けたら嬉しいです。リクエストありがとうございました！

七周年リクエスト２「天恵」
夜人様からのリクエストです。話の都合上、少し長くなってしまいました。賭け事の話ということで沢山調べてみたのですが、難しいこと難しいこと！（笑）結局、ティモシーとクロちゃんという助っ人にご登場いただきまして、なんとかまとまりました。最近の原作でのアレンは厳しい状況に置かれすぎていて、せめてこういうところでくらいうわあああああとかいやだー！とか気を抜いて欲しいと思いながら書いていました。その結果、やたらと叫んでいます。お望みのものが書けているとよいのですが！リクエストありがとうございました！

入れ子人形06話
ようやく夢主のターンです。これが、私の……書きながら久々に泣いたところパート１です。いつか、この夢のような……エクソシストじゃない彼の人生について書いてみたいと思っていました。発動しないまま体内に潜んだイノセンスの影響で、おそらく30までは生きられない。村の教会を任され、幼馴染のサーシャと結婚して（エリザはトーマスと結婚して）、子供をもうけて、そして死ぬのだと。念願のシーンが書けて満足したのですが、終盤、これは全部、「夢」だと。書きながら、私も気付いたのです。なんて苦しいことだろう。彼はもう、夢から覚めてしまったのです。

拍手第八弾「向かい合う欄干」
長官との話です。これまた、相容れないんですよね、この二人も！意見は全く合わない。考えは似ているのに、導き出される意見が正反対と言いますか。長官にとっては、世界を救うために自分を武器と心得るエクソシストは自らの願いのためにも非常に有用なのです。イライアにとっても、自分に「エクソシスト」以外を全く求めない長官はシンプルで向き合いやすい相手ではあるのです。しっかし噛み合わない。けれどまあ、長官の方が年の功がありますから、この話では何と二回も彼に思いやりを向けているんです！林檎のケーキ（結局食べてもらえない）だったり、外套を掛けてあげたり（完全な余談ですがあの後突き返されます）と。報われない。それもまたいい。私は結構気に入っている話です。

夏も真っ盛り、私はもう、暑くて暑くて……といった感じですが、皆さん！ばてないように！沢山食べて沢山寝てくださいね！

それでは、本日はこれにて。
夜曇依都でした。